シンプルなインテリアで快適!散策プランもおまかせ「ホテルパシフィック金沢」

金沢の台所・近江町市場から徒歩1分の好立地に位置する「ホテルパシフィック金沢」。兼六園、金沢城、ひがし茶屋街など人気観光スポットや繁華街からも近い。1階にカフェバーを併設しており、ゲストルームもシンプルでオシャレ。リーズナブルな価格にも関わらず、設備やアメニティが充実していて快適に過ごせる。温かみのある接客やサービスがゲストから高く評価されており、トリップアドバイザーなど海外の旅行情報サイトからも多数の賞を受賞している。

ロビーはカフェスペースになっている。宿泊者はもちろん、地元の人も気軽に立ち寄れる憩いの場だ。

 

人気観光スポットにも近い好立地・徒歩1分の近江町市場で朝食も!

むさし・近江町市場の大通りから1本入った十間町にある「ホテルパシフィック金沢」。

「ホテルパシフィック金沢」を運営しているマーク株式会社のスタッフ・岩崎裕樹さんにホテルの魅力について伺った。

「こちらのホテルの魅力の1つに『立地』があります。金沢駅から徒歩15分、金沢城まで徒歩3分。兼六園、ひがし茶屋街も徒歩15分で行ける好立地に位置します」。

近江町市場まではなんと徒歩1分。金沢旅行でやってみたいことの1つ「近江町市場で朝食」も楽々クリアできる。

「金沢の旬の食材をぜひ味わっていただきたいですね。近江町市場は、朝7時からやっているお店もあります。昼時なら12時間並ばないとお寿司や海鮮丼などは食べられないので、朝がおすすめです」と岩崎さん。

近江町市場に近いホテルならではの楽しみ方だ。

 

ホテル内はグリーンが多く配置してあり、心が和む

 

 

 

「スタイルのある快適さ」が魅力のゲストルーム

ゲストルームは白を基調に木材や天然素材の温かみを感じる部屋に仕上げている。部屋は8種類あり、宿泊プランは食事なしの「シンプルステイ」のみでわかりやすい。

「リノベーションホテルの為、多少狭さは感じるものの、すっきりとデザインされた部屋には、ウッドブラインドから注ぐ光に、プランツハンガーの植物が揺れ、心地よさを作ります。

すべてプライベートルームで、ドミトリー(相部屋)はありませんので、女性の一人旅でも安心してお泊りいただけます」と岩崎さん。

 

シングルルーム(1人当たり3,960円~)

 

 

ツインルーム(1人当たり4,207円~)

 

 

ツインエキストラルーム・畳(1人当たり3,894円~)は、3人で泊ることができる和室。小さなお子様連れの家族や女性3人グループに人気。

 

リーズナブルな価格にも関わらず、32室ある全ての客室にバス・トイレはもちろん、空気清浄付きエアコンや加湿器も完備。設備やアメニティが非常に充実しており快適に過ごせる。

 

 

肌触りの優しいコットンパジャマやタオル、過不足のないアメニティで身軽に泊まることができる。

 

 

 

ノープランで来てもOK!ガイドブックに載っていないお店やスポット情報を提供

金沢には魅力的な観光スポットやお店が数多くあるが、ガイドブックには載っていない地元民に人気のお店やスポットを知りたいというゲストも多い。そんな時はこちらのスタッフにおまかせだ。

「このホテルの最大の魅力は何といっても『人』スタッフです。地元出身も、好きが昂じた移住組もそろい『金沢のいいところを伝えたい』とあらゆる情報を惜しみなく提供いたしますので、ノープランで来ても好みのコースを見つけ得ることができます」と岩崎さん。

これは頼もしい。こちらのホテルにリピーターが多いのも納得だ。

 

ホテルのフロントを兼ねたカフェカウンターとテーブル席。おすすめのお店や散策コースも気軽に相談できる。ゲスト同士が旅の話で盛り上がることも。

 

 

 

自家製シロップを使ったオリジナルドリンクが味わえるカフェバー

ここに来たら、ぜひ味わってみてほしいのが「自家製シロップ」を使ったオリジナルドリンク。

「自家製ジンジャーシロップ」を使ったジンジャーエールやジンジャーティ、ジンジャーラテは、ここでしか味わえない味だとゲストにも大好評だ。

 

スパイスやハーブ、スライスした生姜がたっぷりと入った自家製ジンジャーシロップ

 

柚子やレモン、梅など「季節の果実のシロップ」を使ったドリンクも人気で、レモネードやお酒などに使われている。

 

 

季節の果実で作った果実酒。並べられた瓶もオシャレ。

 

 

自家製ジンジャーシロップを使ったジンジャーエール

 

カイエンペッパーやナツメグなどが入った「スパイシーショコラ」や「チャイ」など気になるドリンクも多く、カフェバーはぜひ立ち寄ってみてほしい。

 

 

 

大切にしていることは「ゲストとのコミュニケーション」

オープン当初から大切にしてきたことは、「ゲストとのコミュニケーション」と話す岩崎さん。

「ゲストがエレベーターで客室に向かう時、また外出する時は、必ずカフェカウンターの前を通ります。

その時に『いってらっしゃい』『おかえりなさい』『どこ行くの?』『どうだった?』など、必ず声を掛けるようにしています」。

こうした温かみのある接客がゲストから高く評価され、トリップアドバイザーなど海外の旅行情報サイトから多数の賞を受賞している。

「旅での出会いは一期一会かもしれませんが、どんなものより思い出に残るものです。

私たちが、旅先で出会うその一人となり『金沢の日常に触れる旅』をお手伝いできればと思います」。

このような心温まるやりとりも小さなホテルならではの魅力だ。

 

ウッドブラインドから差し込む日差しが気持ちいい

 

 

 

オリジナリティを発信するオンリーワンのホテルを目指す

2014年に開業した「ホテルパシフィック金沢」。

ホテルの生い立ちについて岩崎さんに伺うと、意外なエピソードを聞くことができた。

「歴史ある十間町で、金沢で2番目に誕生した築30数年のビジネスホテル。代わりに運営してくれる人を探していると会社の方に話を頂き、『それじゃ、うちでやってみようか』ということでスタートしたホテルです」。

スタッフ全員がホテル業未経験という異例のスタートだったという。

「下手に経験がなくてよかったかなと思います」と笑顔で話す岩崎さん。

「イベント業、飲食店などに携わったスタッフが集まり、未経験ながらも仲間のデザイナーやインテリアショップのスタッフ、内装屋・家具屋さん達と一緒にお互いの知識やアイデアを出しながらリノベーションし、当時の金沢では新しいスタイルのホテルに生まれ変わりました」。

 

フォトジェニックなカフェの内装。さまざまな業種のスタッフのアイデアが生かされている

 

「その後、新幹線も通り、似たようなスタイルのホテルもできてきましたが、ここにしかないオリジナリティを発信するオンリーワンのホテルを目指します」と岩崎さん。

オリジナル商品の開発や、季節のイベントごとにスタッフ手作りの“ちょっと嬉しいプレゼント”を用意するなど、温かみのあるホテル創りを心がけているという。

このようなアイデアも現場のスタッフが意見を出し合って形にしているそうだ。

「今では地元常連客や、リピートしてくれる宿泊客もたくさん来ていただけるようになっています」と岩崎さん。

最後に金沢に来られる方へ向けてメッセージをいただいた。

「アート・食・文化・歴史・建築・アンダーグラウンド・ショッピング・体験…まずは何でもいいので興味のある事を私たちに尋ねてください。

金沢にはガイドブックには載っていない、素敵なお店やスポットがたくさんあります。

私たちが旅のお手伝いをさせていただきます」。

「新しい金沢を発見したい」「知らなかった金沢に出会いたい」そんな方にぜひともおすすめしたいホテルだ。

 

 

【新型コロナウィルス感染症拡大防止対策として】2020年7月10日追記

・感染リスクを抑える事を目的にフロントにアクリルシールドを設置し、対面での接客スタッフ人数を減らして対応。

・エントランスに、除菌スプレー・除菌ジェルを設置。

・エレベーターの利用人数制限。(ご利用は1組ずつ)

・チェックインの際に、非接触型体温計での検温。

・カフェ営業時間の短縮(am9:00〜pm21:00まで)  
 イートインスペースは対面での座席配置を避けるよう、席を減らして営業。

・発熱(37.5度以上)や咳など体調の優れないお客様はご宿泊をお断りさせていただく場合がございます。

 

※最新情報は、ホテルパシフィック金沢公式HPにてご確認をお願いいたします。

 

 

 

※価格はすべて税抜

 

取材日時 2020316

 

取材・文 岡崎真由美

 

 

店舗情報

店舗名 ホテルパシフィック金沢
住所 金沢市十間町46
電話番号 076-264-3201
営業時間 チェックイン15:00~22:00 / チェックアウト~11:00             カフェバー 8:00~22:00
定休日 ---