【近江町市場と武蔵】冬の金沢の味「カニ」を楽しむ

毎年11月に解禁になるカニ漁。メスのカニは香箱ガニとよばれ、金沢人にはオスのカニより人気があります。12月までの期間限定で食べられる香箱カニを食べずにはいられません!!金沢の台所・近江町市場と武蔵でお昼にカニを堪能♪蒸して良し、焼いて良し。冬にしか食べられない金沢おでんの贅沢な具「カニ面」。冬のグルメをぎゅっと楽しみます。

昼からスタート

からスタートafternoon start!

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    【11:00】武蔵ヶ辻・近江町市場のバス停からスタート!

    【11:00】武蔵ヶ辻・近江町市場のバス停からスタート!

    金沢駅から出発して、バスで約5分ほどの「武蔵ヶ辻・近江町市場」のバス停で降ります。 冬の近江町市場では、カニが並びます。楽しみ! 土日祝日は、金沢駅東口5番乗り場から1回100円で乗車できるまちバスがおすすめです。

    • 金沢市民の台所と親しまれている近江町市場。2021年に開場300年の大節目を迎えました。鮮魚店や青果店、飲食店もたくさんあります。

    • 近江町市場の中を散策。市場で最初に目を惹くのはやっぱり魚介類。11月にカニ漁が解禁になると魚屋さんの前には、カニがずらりと並びます。観光客も思わず足を止めて見入ってしまいます。

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    【11:30】川木商店で茹でカニをカニ酢をかけて食べる

    【11:30】川木商店で茹でカニをカニ酢をかけて食べる

    川木商店のお店の前では、牡蠣やホタテなどを食べることができます。冬がタイミングが合えば、カニも食べることができますよ。※近江町市場内は食べ歩き禁止となっています。各お店にある飲食スペースで食べるようにしましょう。

    • ショーケースの中にその場で食べられる海鮮が並んでいます。その中から食べたいものをオーダーして先にお金を払っていただきます。週末は、カキの殻がうず高く積まれていることも。

    • 茹でた香箱ガニの身を食べやすいように甲羅の上に丁寧にまとめてあります。こちらにカニ酢をかけていただきます。

    • 【川木商店】 ・石川県金沢市青草町88番地 近江町いちば館1F ・営業時間 9:00~15:30 ・定休日 近江町いちば館に準ずる 海鮮以外に青果店でフレッシュジュース、アイスなどもお店で食べることができます。 回転すしや海鮮丼のお店も豊富なのでぜひ足を運んでみてください。

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    【12:00】近江町市場2階にある近江町・海鮮市場料理「市の蔵」で贅沢にカニの甲羅焼き

    【12:00】近江町市場2階にある近江町・海鮮市場料理「市の蔵」で贅沢にカニの甲羅焼き

    近江町市場2階は飲食店が並びます。海鮮丼を目当てに訪れる方が多いですが、かに味噌甲羅焼きを食べることができるお店がありますよ! 市の蔵では一年中食べられるカニメニューがあります。 ※かに味噌甲羅焼きは香箱ガニではありません。

    • かに味噌甲羅焼きを頼むと、小さい七輪にカニの身とカニ味噌、卵黄が乗ったのカニの甲羅が運ばれてきます。卵黄と軽くまぜたら、火をつけて、焼いていきます。カニの香ばしい香りが目の前に広がります。

    • 市の蔵では海鮮丼やその日の定食も食べられますので、家族でも入店OKです。 【近江町・海鮮市場料理「市の蔵」】 ・石川県金沢市青草町88 近江町いちば館 2F ・営業時間 11:00~22:00 ・定休日 近江町いちば館に準ずる

    • 近江町市場を一通り歩き、カニを楽しんだら、信号を渡って向かいのデパート、金沢エムザへと移動します。

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    【12:45】金沢エムザ地下にある「ゆげや萬久」で金沢でしか食べられないおでんの具「カニ面」とご対面

    【12:45】金沢エムザ地下にある「ゆげや萬久」で金沢でしか食べられないおでんの具「カニ面」とご対面

    徐々に知名度アップしている金沢おでん。おでん屋さんは夕方から夜に開くお店が多く、日中に金沢おでんを食べられる場所は限られています。近江町市場市場から近い金沢エムザの地下にある「ゆげや萬久」で金沢おでんをいただきます。 金沢おでん特有の具に注目です。

    • カニ面は金沢おでんの具の中でも冬の限定の食材です。 こちらのお店では、メスの香箱ガニの甲羅に内子と外子、そしてカニの身を入れてから、蒸し器で蒸します。最後におでんのダシをそっとかけて出してくれます。 香箱のカニ面のご提供は12月末ごろまで。 外子のプチプチした食感と、蒸して甘くなった身が口の中で柔らかくほどけています。 温かいおでんは寒い冬にぴったり。 香箱ガニで作るカニ面の提供は12月末ごろまで。

    • 「ゆげや萬久」でも人気なのがおでんの盛り合わせ。5種と8種があり、お店のチョイスでおでんを選んでくれます。今回は、大根、玉子、ちくわ、赤巻、車麩の5種。 ゆげやの金澤おでんのおダシは、あっさり塩をベースです。そこにかつお、昆布、鶏手羽を煮出して作られていますが、透き通るダシが魅力。 おでんの具が引き立つ優しい味わいです。 この5種の中で金沢おでんにしかない具があります。ひとつは【赤巻(あかまき)】 赤と白の渦巻きが特徴で、なるとよい歯ごたえのあるかまぼこ。

    • もうひとつが【車麩(くるふまふ)】 ダシを含んでも適度な弾力があるので、おでん種にはぴったり。ダシがたっぷり染み込んだ、金沢では良く食べられている伝統的な焼麩です。 金沢おでんの定義は ①おでん種に地元・金沢の食材を使っていること。 ②1年を通して食べられること。 季節を問わずいつでも食べられて、金沢ゆかりのおでん種があれば、もう金沢おでん! おすすめです。

    • 今回はいろいろと事前に食べていたので、おでんだけにしましたが、他にも香箱ガニのカニ面とお刺身の御膳がランチタイムメニューにあります(提供は11時~15時のみ) 香箱ガニの蒸し御飯セットも好評です。 【ゆげや萬久】 ・ 石川県金沢市武蔵町15-1 ・営業時間 10:00~21:00 ・定休日 金沢エムザに準ずる

    • エムザの1階へ移動。ここは「黒門小路」とよばれ、金沢のお土産が買えます。 九谷焼などの伝統工芸品からお酒、お菓子まで、取扱いは幅広いです。 老舗のお店から、今どきの新しいお土産までラインナップが豊富。

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    【13:30】エムザ黒門小路でビーバーのカニ味をゲット

    【13:30】エムザ黒門小路でビーバーのカニ味をゲット

    黒門小路で選んだお土産は「カニビーバー」。 ビーバーは「日高昆布」を「北陸産もち米」に練り込み、サクっと軽い食感に揚げたお菓子です。 昔から金沢で愛されてきました。 今回は、カニを食べてきたので、北陸限定のカニ味を購入しました。

    • 金沢は茶の湯文化が盛んだったことに関係して、和菓子を中心に金沢の菓子文化は発展してきました。「黒門小路」では、老舗の銘菓から現代風アレンジのお菓子までいろいろと取り揃えているので、見ているだけでも楽しいです。

    • ビーバーはプレーンと、カレー、白えび、あおさ塩、カニの全部で5種類があります。 カニ味は北陸限定の味なので、ぜひ金沢のお土産としてお買い求めくださいね。 ちなみに「ビーバー」という商品名は、1970年に開催された大阪万博のカナダ館で 展示されていたビーバー人形の歯と、お菓子を2本並べたカタチが似ていたことが 由来なんですよ。

    • 【黒門小路】 ・ 石川県金沢市武蔵町15-1 ・営業時間 10:00~19:30 ・定休日 金沢エムザに準ずる

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    【14:00】武蔵ヶ辻・金沢エムザバス停ゴール

    【14:00】武蔵ヶ辻・金沢エムザバス停ゴール

    今回の街巡りはカニを堪能するコースでした。いかがでしたか? 近江町市場以外でもカニを食べられますが、お昼の時間帯にカニを食べるのであれば、近江町がおすすめです。こちらの記事を参考に、ぜひ冬にしか食べられられないカニを食べてみてくださいね。 ※このコースは2023年11月17日に行って来ました。営業時間・定休日など、店舗・施設情報はご利用の際に必ず事前にご確認ください。

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