浅野川沿いから主計町へと景色とお茶を楽しむ和な散策コース

着物が似合う街、金沢。ひがし茶屋街は定番なので、その周辺の浅野川沿いを主計町まで歩きながら金沢の景色とお茶を楽しむコースを回ります。ひがし茶屋街の周辺をじっくり散歩したい方におすすめです。観光や女子旅で!着物コーデで金沢の街を散策するのにもぴったりです。

朝からスタート

からスタートmorning start!

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    【10:30】橋場町バス停からスタート

    【10:30】橋場町バス停からスタート

    主計町から一番近いJRバスと北鉄バスの「橋場町」バス停からスタート! 土・日・祝は、主要観光地を100円で巡れるまちバスもオススメです!まちバスだと、「武蔵ヶ辻・近江町市場」のバス停からも歩いて10分ほどで着きます。

    • ここから目的地『浅野川稲荷神社』までは、徒歩で向かいます。有名なひがし茶屋街を左側にして浅野川の川沿いを歩いていき、梅の橋を渡ります。

    • 梅の橋は、水害により過去2度流失した歴史があり、現在は3代目。橋からは金沢の下町エリアが望め、生活感もあり風情もあって、どこか懐かしい風景です。

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    【10:40】浅野川稲荷神社

    【10:40】浅野川稲荷神社

    梅の橋を渡り、浅野川大橋の方向へ歩いていくと、赤い玉垣に囲まれたこじんまりしたお稲荷さんがあります。「浅野川稲荷神社」です。

    • 花手水がキレイで季節に合わせた花が生けてありました。

    • 神社には珍しい親子の狛犬が鎮座。また、敷地には鹿の像もありました。月替りで変わる御朱印を目当てに定期的に訪れるひとも。オリジナルの神狐絵馬やおみくじなどがあります。

    • 浅野川稲荷神社 ・住所:石川県金沢市並木町2-2 小さな神社なので、訪問したときは無人でした。初穂料は賽銭箱に納めるようになっています。お釣りが出ないので、小銭を用意しておくのがおすすめです。

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    【11時00分】浅野川の流れを感じながら和食ランチ

    【11時00分】浅野川の流れを感じながら和食ランチ

    浅野川稲荷神社を出て、浅野大橋を越えて主計町へ。ランチは『いち凛』で「花かごランチ」をいただきました。

    • いち凛はアメリカ人版画家クリフトン・カーフ氏が晩年を過ごした主計町の町家住まいをリノベーションしています。階段の下やふすまにカーフ氏の絵やメモ書きが残っています。町家独特の階段が狭く急なので昇り降りのときは注意です。

    • 2階から見える景色はとっても趣があって素敵です。浅野川の川面に向かい側の建物が映るくらい穏やかな天気で、景色を見ているだけでも癒されます。和室ですが、全てテーブル席なので、着物でも大丈夫です。

    • 「花かごランチ」(税込2,500円) 季節の食材を少しずつ味わえるようにと小皿に持ってあり、かごに入っています。野菜も沢山あり、地元の鮮魚のお造りも魚の天ぷらと、大満足の内容。蓮蒸しは温かくて美味しかったです。

    • いち凛 ・住所:石川県金沢市主計町2-6 ・営業時間:火曜日 17:00~22:30(ランチは休み) 水〜金曜日 ランチ11:30~13:30(L.O)/ディナー17:00~22:30(L.O) 土曜・日曜・祝日 ランチ二部制 11:00~12:30・13:00~14:30/ディナー 17:00~22:30(L.O) ・定休日:月曜日

    • 主計町の小道はこじんまりとしていて、静かにゆっくりと歩くことができます。落ち着いた雰囲気がお好きな方には特におすすめです。「暗がり坂」の階段を上って『柳宗理記念デザイン研究所』へ移動します。

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    【13:30】 柳宗理記念デザイン研究所

    【13:30】 柳宗理記念デザイン研究所

    柳宗理さんの作品が展示されているギャラリーです。金沢美術工芸大学で長年教鞭をとっていたご縁でこちらに作品やデザイン資料が展示されています。過去のいろいろな作品を身近に見ることができます。

    • 令和になっても色あせないデザインセンスに感嘆です。実際に椅子にも座って、デザインだけでなく体にフィットする家具を体感できます。

    • 柳宗理記念デザイン研究所 ・住所:金沢市尾張町2丁目12−1 ・営業時間:9:30~17:00 ・定休日:月曜日 ・料金:無料

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    【14:20】武家屋敷寺島蔵人邸

    【14:20】武家屋敷寺島蔵人邸

    寺島蔵人は加賀藩の中級武士として農政や財政の実務を担っていた人です。有能な藩士でありましたが、正義感の強い人物であったため、最後は流刑先でなくなりました。画家でもある蔵人の作品も展示されています。

    • 四季を通じて綺麗な庭園は下りて散策もできます。樹齢300年以上のドウダンツツジが開花する春は多くの人が訪れるそうです。池は水のない枯池で、庭園の名称「乾泉」の由来となっています。

    • 茶室や縁側で抹茶をいただけます。お茶碗もオリジナルで、お庭の名称「乾泉」の文字が入っています。抹茶料350円。

    • ここでいただけるお茶菓子は寺島家の家紋のオリジナルのお茶菓子。諸江屋さんで特別に作ってもらっており、ここでししか食べられない貴重なもの。

    • 武家屋敷寺島蔵人邸 ・住所:石川県金沢市大手町10-3 ・営業時間:9:30~17:00(抹茶の受付は16:00まで) ・定休日:火曜日 ・料金:一般310円、高校生以下無料

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    【15:00】文芸館近くの橋場町バス停でゴール

    【15:00】文芸館近くの橋場町バス停でゴール

    近江町市場方面へ行く橋場町バス停でゴール。文芸館が目印です。 土・日・祝は、主要観光地を100円で巡れるまちバスもオススメです! まちバスだと、「武蔵ヶ辻・近江町市場」のバス停から主計町は歩いて10分ほどで着きますので、晴れた日は広い範囲を歩きながら散策もいいですね。 ※このコースは、2024年5月と6月に行ってきました。営業時間・定休日など、店舗・施設情報が表記と異なる場合がございますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。

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