ふれて、作って、食べて! 武蔵周辺で「おしゃれ」「かわいい」を体験

近江町市場があり、多くの人でにぎわう武蔵周辺のエリアは、歴史を感じる老舗から、スタイリッシュなアイテムを扱うショップ、グルメまで、さまざまな個性のお店が集結しています。初夏の武蔵エリアでオシャレさ、かわいさに出会えるお店をめぐって、さまざまな体験をしてみました。夏を心地よく過ごす自分のための「お気に入り」探しや、6月の「父の日」プレゼント探しのヒントになるかもしれません。

昼からスタート

からスタートafternoon start!

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    【12:40】 「金沢駅」からスタート

    【12:40】 「金沢駅」からスタート

    ランチを食べてから「まち歩き」をスタート。いつ見ても鼓門は迫力がありますね。まずは金沢駅通りをまっすぐ進みます。

    • 「ルキーナ金沢」手前、「別院通り口」の交差点を左に曲がり、別院通りに入ります。

    • 別院通りを通過し、「安江町北」の交差点を渡ったら左に曲がり、直進。

    • 「瓢箪町」の交差点で横断歩道を渡ります。奥に見えるのは「明成小学校」。

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    【13:00】 岩本清商店

    【13:00】 岩本清商店

    お腹もこなれてきた頃に、1軒目の「岩本清商店」に到着。1913年(大正2年)以来、伝統工芸、金沢桐工芸の製品を製造・販売しています。金沢桐工芸は桐箪笥のような白木ではなく、表面を焼いて磨いた焼肌のシックで温かみのある風合いが特徴です。

    • 店内にはチャイムを押して入ります。伝統ある工房でお店ですが、アットホームさも感じられますね。

    • もともとは火鉢が作られていた金沢桐工芸ですが、ストーブの登場で火鉢を使う家庭もなくなり、今では写真のトレーのような日用品やアクセサリー、調度品などが作られるように。焼肌に直接施された蒔絵も魅力的。

    • シックな焼肌にキラリと光る蒔絵がおしゃれですね。モチーフは動物や自然を描いた、普段使いしやすいさりげないデザインのものが多かったです。

    • ブローチやピアス、帯留も。材料の桐は軽い木材なので、身に着ける時の負担が少なそうです。

    • 中にはこんなものも! 木のざぶとん「アシナイス」。触らせてもらったところ、表面はなめらかで、年輪の凹凸が手のひらに優しく感じられました。また、程よくひんやりした温度感が心地よかったです。変わったアイテムだけど人気とのことで、お店に行ったときはこれひとつしか残っていなかったです(現在は受注生産)。

    • 『岩本清商店』 ・住所 金沢市瓢箪町3番2号 ・営業時間 10:00〜18:30 ・定休日 火曜

    • 瓢箪町の交差点を渡り、今度は「安江町北」の交差点を左に曲がって、横安江町(金澤表参道)に入ります。

    • 金澤表参道を武蔵方面に向かって歩いていると、東本願寺金沢別院(金沢東別院)が見えてきます。金沢東別院は天文15年(1546年)に加賀国石川郡の門徒衆が現在の金沢城跡地に建立したのが始まりで、寛永11年(1634年)、現在の場所に再建されました。

    • 横安江町は東本願寺金沢別院(金沢東別院)の門前町で、仏壇や仏具、法衣のお店など仏教に関連したお店が多いという特徴ある商店街です。

    • それ以外のお店も、どこかレトロな佇まいの落ち着いた雰囲気の金澤表参道。「ファッションバッグ ヤマモト」の隣の細い道沿いに、次の目的地「目細八兵衛商店」があります。

    • お向かいには「能登まいもん堂」が。

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    【13:40】目細八郎兵衛商店

    【13:40】目細八郎兵衛商店

    天正3年(1575年)から金沢で針の製造・販売を続ける「目細八郎兵衛商店」は、来年で450年を迎えます。そんな加賀前田藩が城下を開く前からの老舗で、アクセサリー製作体験をします。

    • 店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、「ほんけめぼそはり」と書かれた大きな木の看板。加賀藩お抱えの書家、佐々木志津磨(ささきしずま)が手掛けています。加賀藩主・前田綱紀から「針が通しやすく先が鋭い」と品質が評価され、針に「めぼそ」という名前が与えられたことを記念し、贈られたものだそうです。

    • 安政期、加賀藩では武芸の鍛錬のために鮎釣りが奨励され、武士たちが縫い針の目細針の先を曲げて釣り針として使うようになったのが「加賀毛針」の始まりです。明治期には庶民の間にも鮎釣りが広がり、加賀毛針も多くの人の間で使われるように。1890年(明治23年)には「第三回内国勧業博覧会」で褒状を受賞する高い評価を得ました。

    • 針に絹糸で羽毛を巻き付けて作る加賀毛針。その技術を応用し、今ではフェザーアクセサリーも作られています。品質もさることながら美しさも評価された「加賀毛針」から生まれたアクセサリーにも、繊細な美しさが受け継がれています。

    • そんな伝統の技が活きるフェザーアクセサリー(ブローチ)作りに挑戦。お手本を見つつ、19代当主、目細伸一さんに作り方を教えてもらいながら作り始めました (※現在の当主は20代目となる息子の勇治さん)

    • まず、好きな羽を選びピンセットで箱の中に入れます。羽はガチョウ、クジャク、カワセミ、ホロホロ鳥などさまざまな種類があります。枚数はとくに制限されませんでした。

    • 次に羽の先に接着剤を塗ってビーズの穴の部分に差し込みます。どの羽をどの位置に配置するのかなど、先にデザインを考えてから作り始めます。大きい羽根を下に配置し、先にビーズに差し込むのがポイントとのこと。

    • 接着剤が固まったら完成。ブローチは台紙を挟んだ状態で、高級感のある箱に入れてもらえます。台紙から外す時はビーズの部分を持ち、羽の部分は持たないよう気をつけましょう。お手本みたいにたくさんの羽を使った華やかなブローチはできませんでしたが、それでもまずまず満足です。

    • 「目細八郎兵衛商店」には目細針や加賀毛針、フェザーアクセサリーの他、かわいい裁縫道具もたくさん販売されています。

    • 『目細八郎兵衛商店』 ・住所 金沢市安江町11-35 ・営業時間 9:30~18:30 ・定休日 火曜  <アクセサリー製作体験> ・所要時間60分~90分(税込2,200円) ・体験受付時間 9:30~17:30、要予約(076-231-6371まで)

    • さて、「目細八郎兵衛商店」を出たら、金澤表参道を武蔵方面に歩きます。ブローチを作る時、集中してお腹が空いたので、近江町市場に甘くておいしいものでも食べに行くことにしました

    • 武蔵の交差点まで来たら地下道へ降り、「近江町市場」「尾張町」から出ます。

    • 地上に出たら目の前の「むさし口」から近江町市場に入ります。

    • 市場の中の「青果通り」を「青果通り口」手前までまっすぐ進みます。

    • 「青果通り口」の前まで来たら、右に曲がり、「大八青果」「百万石うどん」を右手に見つつ、「十間町パーキング」に向かって歩きます。

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    【15:30】金沢プリン亭

    【15:30】金沢プリン亭

    「十間町パーキング口」から出て右を向くと、「金沢プリン亭」と書いてある赤いのれんがはためくのが見えます。プリン専門店「金沢プリン亭」で夏限定メニューを食べていきましょう。

    • 店の入り口の前には紙風船とこいのぼりが飾り付けられていて、和風だけどカラフルでポップな雰囲気。季節ごとに変わり、春は桜、夏は風鈴が飾られるそうです。

    • 入ってすぐのショーケースには、地元「ホリ牛乳」の牛乳や県内産フルーツなど地元食材を使った「金沢プリン」がズラリ。イートイン、テイクアウトはできますが、なめらかすぎるためお取り寄せはできないとのこと。

    • 看板メニューはマダガスカル産バニラ100%の香りと素材のおいしさをシンプルに味わう「金沢プリン(なめらか)」(税込430円)と、フルーツミックスで華やかな加賀友禅を表現した「友禅プリン」(税込450円)ですが、今回は春夏季限定商品の「ピスタチオ」(税込480円)を選びました。

    • ドリンクは冬季限定のドリンクと入れ替わりで販売を再開した、レモネードやアイスティから選ぶことに。今回は「オーガニックワイルドベリーハイビスカスレモネード」(税込580円)にしました。

    • 歩いて少しのどが渇いていたので、「オーガニックワイルドベリーハイビスカスレモネード」から。程よい甘みとスッキリとした酸味で、濃い味なのにゴクゴク飲めます。レモンが皮ごと入っていて、ほのかな苦みがアクセントに。店長の谷口さんいわく、「のどが渇いてしまうので甘すぎないようにしている」とのこと。

    • 「ピスタチオ」のプリンは、イタリア産高級ピスタチオを使用されているからか、上品かつ濃厚。トッピングされた刻んだピスタチオで、カリカリの食感も楽しめます。瓶の底の方は甘くてビターなカラメルと混ざり合い、大人な感じの味わいでした。

    • 店のあちこちで見られるキャラクターは金沢プリン亭のマスコット。郷土玩具「加賀起上り人形」がモチーフです。 『金沢プリン亭』 ・住所 金沢市十間町32 ・営業時間 10:00~16:00 ・定休日 不定休

    • 「金沢プリン亭」を出たら元来た方向に戻り、「パーキング口」を通り過ぎ、今度は「十間町口」から市場に入ります。

    • 「市姫神社口」に向かってまっすぐ向かいます。

    • 「市姫神社口」から出たら、次の目的地がある「かなざわはこまち」が目の前に。

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    【16:40】花えにし/金沢地酒市場

    【16:40】花えにし/金沢地酒市場

    市場側の入り口から入ると「花えにし/金沢地酒市場」の売り場があります。「花えにし」ではおしゃれな和雑貨や石川県にちなんだ雑貨などを販売しています。

    • お向かいにある「金沢地酒市場」の売り場では日本酒をはじめとした石川県のお酒を販売。 「花えにし/金沢地酒市場」は観光客向けのお土産屋さんとしてだけではなく、ここにしかないプレゼントや、珍しいお酒などを購入できるお店でもあります。

    • 「花えにし」で春夏におすすめのアイテムを聞いてみたところ、まず紹介されたのが「手ぬぐい」(税込682円)。お土産としてまとめ買いする人の他、手ぬぐいのコレクター、踊り流しをする人が和装と合わせるためなどで購入するそうです。

    • 30×90サイズの手ぬぐいは首に巻いて熱中症予防、半分に折ってランチョンマットなどさまざまな用途がありますが、私が驚いたのはラッピングもできるということ。お店の方にお願いすると、購入するお茶やお酒も包んでもらえます。

    • また、和物の布製品では風呂敷も。「花えにし」では撥水風呂敷(税込4,400円、サイズは100×100)やリバーシブルの伊砂文様の風呂敷(税込3,520円、サイズは104×104)などの風呂敷もありました。かばんのように何か包んだりできるだけではなく、撥水のものはレジャーシートにも使えるそうです。ちょっとしたピクニックもおしゃれに演出できますね。

    • さらに、風呂敷を手提げかばんと同じように使えるようにするアイテムも。正方形の平面だった風呂敷をかばん状態にできるのが「ふろしきパッチン」です。両端の穴に風呂敷の四角を通して使うのですが、磁石がついていて、口をがま口の財布のように開け閉めできます。

    • 風呂敷を結ぶだけでもバッグのように使えますが、磁石で口を閉じられるのは安心感がありますね。旅行先でたくさんお土産を買ってバッグが必要になった時、浴衣など和装と合わせる時などに使われるそうです。「ふろしきパッチン」(2,970円)、「ふろしきパッチン mini」(2,420円)。

    • 色あざやかな九谷焼とガラス瓶の組み合わせが涼やかな「九谷焼ジャーキャップ」(税込2,860円)は、キャンディや市販のジャムを入れたり、コーヒーのフレッシュや砂糖を入れたりなど、おしゃれだけど普段使いができるアイテムです。

    • 異なるデザインのものをたくさん買っていく人も多いそうです。いろんな柄のものが並んでるのがきれいで、たくさん買いたくなってしまうのかもしれませんね。

    • 「花えにし」の通路を挟んで向かい側にある「金沢地酒市場」では、能登ワインや地焼酎、地ビールなどもありますが、特におススメなのは日本酒とのこと。なかでも、玄米の表面を多く削る高精白をしても割れにくい石川県の酒米百万石乃白を使ったお酒がフルーティで雑味が少なく、イチ押しだそうです。

    • 「金沢地酒市場」ではお酒やおつまみのほか、酒器も販売しています。また、手ぬぐいでラッピングされたお酒もいたるところに飾り付けられていました。

    • 「花えにし/金沢地酒市場」では地酒とおつまみやお茶とポットといった組み合わせのギフトセットも販売。発送可能なので、県外の友だちや家族などにお店で見つけたものをダイレクトに届けられます。 『花えにし/金沢地酒市場』 ・住所 金沢市袋町1番1号 かなざわはこまち1階 ・営業時間 10:00~18:00 ・定休日 なし

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    【17:20】FUKURO PROJECT(フクロ プロジェクト)

    【17:20】FUKURO PROJECT(フクロ プロジェクト)

    「金沢地酒市場」に隣にあるお店「FUKURO PROJECT」は、まるでラボのような雰囲気。変わったコンセプトのセレクトショップと思いきや、調味料の専門店なのです。

    • ビビットな青のコンテナに入っているのは味噌。今回は夏の味覚によく合う味噌と醤油を教えてもらいました。

    • 味噌の定番は「辛味噌」です。加賀味噌をベースに、ゴマやトウガラシ、しいたけなどが入っています。「大辛味噌」は「辛味噌」をより辛くしたバージョン。とはいえ、どちらも辛味よりも旨みを強く感じる味付けです。小学生でも好んで食べる子がいるとのこと。リピートする人が一番多い、シンプルだけど根強い人気の一品。価格はそれぞれ税込756円。

    • さまざまな味噌が販売されていますが、私が気になったのは「鶏カレー味噌」と「能登豚と大葉味噌」です。「鶏カレー味噌」にはマンゴーが入っていて、シャーレに入っている味噌をのにおいをかぐと、甘くて、昔の食堂のカレーのようなどこか懐かしい香りがしました。パンに塗ってカレーパンとして楽しむ人が多いとのこと。価格はいずれも税込756円。

    • 「能登豚と大葉味噌」はしその香りが爽やかで女性に人気。豚肉から甘味が出ていてマイルドな味わいがあるのも特徴です。パスタのアクセントとして使う人もいるのだとか。

    • 今回は特別に許可を得て、キュウリにつけて試食させてもらいました。「大辛味噌」が味わい深く、絶妙なピリ辛だったのが印象的でした。

    • 続いて、「うまくち醤油」(税込648円)と「ゆずポン酢」(税込756円)に注目してみました。

    • 「うまくち醤油」は金沢市大野地方に伝わる混合製法で作った大野醤油で強い旨みとまろやかな甘さが特徴。シャーレに入った醤油をかいでみると、みたらし団子のような甘くて香ばしいにおいがしました。おいしい食べ方は煮物、玉子かけご飯、お刺身、豆腐、餅のほか、近隣のホテルではソフトクリームにかけるところもあるそうです。

    • 「ゆずポン酢」のゆずは石川県能美市で収穫された無農薬のポン酢。「ゆずそのもの!」というようなにおいがして、蛍光灯にかざしてみても瓶の反対側の指が透けて見えないほど果汁がたっぷり入っています。 しかし、つんとせず、優しく自然な香りでもあります。冷しゃぶ、サラダ、たこ焼きにも合うとのことです。

    • 「FUKURO PROJECT」は他の店舗やアンテナショップがあるわけではなく、ネット通販用にたくさん在庫を置いているわけではないので、ここで買った方が気に入ったものを確実に入手できるそうです。県外への発送も可能です。 『FUKURO PROJECT』 ・住所 金沢市袋町1番1号 かなざわはこまち1階 ・営業時間 10:00~18:00 ・定休日 なし

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    【18:00】「かなざわはこまち」でゴール

    【18:00】「かなざわはこまち」でゴール

    今回の「まち歩き」では「かなざわはこまち」でゴールとします。さっそく「目細八兵衛商店」で作ったブローチでおしゃれして夜の町歩きをスタートしても良し、「かなざわはこまち」に入っている店舗でディナーも良し、「FUKURO PROJECT」で購入した調味料を試すべく自宅で夕食を作っても良し。長くなりつつある夜の時間も、楽しく過ごしましょう。 ※このコースは、2024年、4月8日、5月1日、5月8日に行ってきました。営業時間・定休日など、店舗・施設情報が表記と異なる場合がございますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。

Finish!

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