金澤町家で石川県産の野菜と地魚を使った創作料理が楽しめる「町屋ダイニング あぐり」
金沢市長町にある「町屋ダイニングあぐり」は、武家屋敷エリアからほど近いせせらぎ通りの町家をリノベーションした居酒屋。鮮度抜群の地魚や地元石川県の野菜をふんだんに使用した創作料理とともに美味しい日本酒が楽しめる。ランチも営業しており、季節の漬け野菜と釜めしがメインの「あぐりのお昼ごはん」も大好評!落ち着いた空間でゆったりと過ごしたい方におすすめだ。
ノスタルジックな雰囲気がお洒落な1階カウンター席。おひとり様やデートにも最適。
広々としたテーブル席。仲間との集まりにもピッタリ。
2階の席は掘りごたつになっている。最大30名まで利用でき、貸切も可能。
野菜がメイン!石川県産の旬の野菜と新鮮な地魚を使った創作料理
金沢町家で美味しい創作料理とお酒が楽しめる「町屋ダイニングあぐり」。
こちらのこだわりは「野菜がメイン」ということ。店主の西田さんにメニュー作りについて聞いてみた。
「うちは野菜中心でメニューを考えてから、それに合った魚料理を考えています。地元産の旬の野菜を使って、さまざまな料理法で提供しています」
メニューはどんどん変わるため同じ料理がメニューにあるとは限らないが、一品料理をいくつかご紹介。
甘みの強い蕪としっとりとした鴨ロースをバルサミコ醤油でいただく「焼き蕪と鴨ロースのサラダ(一品料理の価格は時価)」
地物の白味噌と相性抜群!トロトロになった米茄子が美味しい「米茄子そぼろ田楽」
小蕪と大根の間引き菜を使った柳サワラのサラダ風
「真鯛の蟹出汁みぞれあんかけ」。炭火で炙った真鯛に蟹殻でとった出汁を使ったみぞれ餡がよく合う
大好評!季節の漬け野菜と釜めしがメイン「あぐりのお昼ごはん」
「町屋ダイニングあぐり」では昨年の春からランチの営業をスタート。
ランチも野菜をたっぷり味わえる内容になっている。メインは季節の漬け野菜と釜飯。
漬け野菜と肉や魚を組み合わせたものが8種並んでおり、「蕪のじゃがいも漬け×サーモンとアボカドのタルタル」「新牛蒡味噌漬け×地養鷄の出汁ささみ」「加賀太胡瓜の水キムチ×水だこ」「新タマネギ出汁醤油漬け×鴨ロース」など繊細な味が楽しめる。
「あぐりのお昼ごはん(2200円)」は、いろいろな味が少しずつ味わえると女性にも大人気!漬け野菜8種、一品料理、スープ、釜飯、デザートまでついている。
「あぐりのお昼ごはん」の中の釜飯。この日の釜飯は「ホタルイカと筍煮の蕗味噌和え」。注文が入ってから炊き上げるので20分ほどかかるので時間に余裕をもって行くのがおすすめ。
店主がセレクトしたこだわりの日本酒
「町屋ダイニングあぐり」では創作料理にぴったりな美味しいお酒も豊富に揃えている。
特に日本酒にはこだわりがあり、西田さんがセレクトした日本酒が店内にずらりと並んでいる。
「日本酒はクラシックなものもありますが、今人気のワインのような日本酒をメインに置いています。フルーティーな風味でスッキリと飲みやすく女性にも人気です。」と西田さん。
店内に並べられたこだわりの日本酒。ワインや果実酒などもあるそう。
夏は最も野菜の種類が豊富で美味しい季節!さまざまにアレンジしたメニューを楽しんで
これから夏を迎えるということで、夏野菜の人気メニューについて西田さんに伺った。「昨年人気だったのはとうもろこしと玉葱が半分まるごと入った『とうもろこしと玉葱の釜飯』やナス、万願寺とうがらし、トマト、ミョウガなど夏野菜を使った『かきあげ』『おひたし』『煮びたし』など。夏野菜は何をしても美味しいですね。1年の中でも夏が一番野菜の種類が豊富で美味しい時期なので、メニューも豊富に揃えています。」。メニューは毎年変わるそうなので、今日は何が食べられるのかと楽しみに通う常連さんも多い。
旬の野菜を使った美味しい料理が食べたい、雰囲気の良い店でじっくりお酒と料理を楽しみたい、そんな時はぜひ「町屋ダイニングあぐり」に訪れてみてほしい。
※価格はすべて税込
取材日時 2022年5月24日
取材・文 岡崎真由美
店舗情報
店舗名 | 町屋ダイニング あぐり |
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住所 | 金沢市長町1-6-11 |
電話番号 | 076-255-0770 |
営業時間 | 11:30−15:00(LO:14:00) 、 18:00−24:00(LO:23:00) |
定休日 | 月曜 |