早起き派も注目! 眼前に兼六園・金沢城公園をのぞむ「kururu café」
兼六園下交差点に面した「kururu café(クルルカフェ) 」は、大きなテイクアウトカウンターが目を引く。早朝から営業しているため、兼六園はもちろん金沢観光の起点にもGOOD!
朝のエネルギーチャージはボリューミーなモーニングセットで
日本三大名園に数えられる名勝・兼六園の朝は早い。この季節(10月16日~2月末)なら8時、春になれば(3月1日~10月15日)は7時から開園する。心地よい朝の気配を吸い込みながらの名園散策は、気分の良さもひとしお。比較的人も少ないから、広い庭園内をゆっくりと堪能できるのが早朝散策の魅力。
クルルカフェの開店時間は8時。兼六園散策を終えた人が一息つくために訪れるのはもちろん、兼六園下のバス停は路線バスの起終点でもあるから、1日を通して人が多く行き交う。実はこの周辺は、意外に早朝から開いている店が少なく、通勤や散歩中に小腹を満たしたい人にとってもクルルカフェは貴重な存在だ。
朝の人気は、クロワッサンかトーストを選べるボリューミーなモーニングセット(500円)。軽めにお腹を満たしたい人にはミックスベリースムージー(500円)もおすすめ。ベリーの甘酸っぱさとほどよい甘さで、朝の体が覚醒する。
クロワッサンかトースト、サラダにゆで卵、400円までのドリンクつきのボリュームでこの価格はお得
週2回限定のきまぐれカレーは必食!
ランチはパスタランチとカレーランチの2種(900円~)。パスタはボロネーゼ、明太クリーム、トマトバジルの3種類が基本。
カレーランチは月曜と木曜の週2回。丁寧に飴色タマネギを作るところからすべて店内で行い、スパイスの調合は店主オリジナル。どんなカレーになるのかもその日の店主の気分次第。キーマカレーやバターチキン、ゴロゴロ野菜のおうちカレーなど、バリエーションも豊か。11時を過ぎる頃には、辺り一帯に食欲をそそるカレーの香りが漂うのだとか。カレーは手がかかるため、1日に提供できるのは10食ほどの上、月木を楽しみにしている常連客がいるため競争率は高いのだという。
ランチにはスープとサラダがセットになる。ドリンクが200円引になるのも嬉しい。
クルルカフェのホットドッグ(400円)はベースのパンがクロワッサン。サクッとした食感とバターの風味が口いっぱいにひろがる。
まるでスイーツ! なホットチョコレートココア
モーニングセットやランチなどの食事メニューだけでなく、クルルカフェはドリンクのラインナップも豊富。
中でもレモンスカッシュ(450円)とレモネード(350円)のシロップは爽やかな酸味と香りが存分に楽しめる自家製。寒い季節は、ホットレモネード(350円)もおすすめだ。
ドリンクだけでは物足りない時にはホットチョコレートココア(500円)をオーダーするのをおすすめする。カップからこぼれそうなほどに積み上げたマシュマロにチョコレートそーがかかって、ケーキを食べたくらいの満足感が味わえる上、写真映えも抜群! “映え“を求めて夏でも人気の一品だ。
レモンスカッシュやスムージーはかわいらしいジャーで提供される
温かくて甘いドリンクは、体のすみずみまでを暖めてくれる
シンプルな内装は、写真も映える
店の内外装は、白と濃茶にまとめられシンプルで落ち着いた雰囲気。白壁のところどころに貼られたゆるいキャラクターのステッカーがアクセントになっていて、落ち着いた内装をポップに仕上げている。
店内同様、白く塗られた外壁には、クルルカフェのアイコンであるミルクを流したコーヒーカップが描かれていて、この壁が”映え“ると大人気。
テイクアウトしたドリンクやホットドッグを片手に撮影会、なんて姿も珍しくない。
テイクアウトカウンター越しに、店主と2ショット撮影もいいかもしれない。
カウンターの奥にはテーブル席も。夜は5名以上で貸し切りパーティもOK。料理や一人あたりの予算は応相談。
※価格はすべて税込
取材日時2020年12月10日
取材・文 小杉智美
店舗情報
店舗名 | Kururu cafe |
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住所 | 金沢市兼六元町1-1 北陸会館1F |
電話番号 | 076-222-2120 |
営業時間 | 8:00~19:00 (L.O. 18:30) |
定休日 | 水曜 |