【金沢駅〜小橋町】町家カフェやお菓子のセレクトショップを訪ねる、風情を感じる町家歩き！

朝から

近年になり、金沢と言えば「和」と「現代アート」の融合で人気を集める都市となりました。和と言えば金沢町家です。武家屋敷やひがし茶屋街だけでなく駅から浅野川にかけても風情あふれる町家建築がたくさんあることを知っていましたか？今回は風情ある金沢駅から浅野川にかけての町並みをぶらりとしてみようと思います。まずはゆるキャラひゃくまんさんのルーツとなった「安江八幡宮」に参拝し、町家でエスプレッソをいただける「angolo caffe」でひと休憩、浅野川まで散歩し「小橋カフェOTABA」で水分補給をしてから「ジュプランサ」でお土産にマカロンを買って帰るというコースで歩いてみようと思います。

朝からスタートmorning start!

1
【９：２０】金沢駅からスタート！

今回は金沢駅からスタートします。今回のルートは駅から浅野川までの町歩き。少々長いですが、カフェで休憩をしつつ楽しんでいきましょう。（写真：金沢市提供）
- 金澤町家を見ながらの町歩きということで、簡単に「金澤町家」についての説明をします。金澤町家とは木造の建築物であり、金沢市の歴史、伝統及び文化を伝える建造物が認定されるものとなります。金澤町家を見ながら歩くことで金沢をより満喫できること間違いなしですよ！
2
【９：３０】加賀八幡起上り発祥の地「安江八幡宮」

金沢駅から徒歩５分、まずは安江八幡宮に参拝に来ました。安江八幡宮といえば北陸新幹線開業に合わせて生まれたご当地キャラ「ひゃくまんさん」のモデルになった「加賀八幡起上り」発祥の地として知られています。初めてお参りに来たのでワクワクしながら境内に入ります。
- まずは手水で手を洗いましょう。龍の口から水が出ています。この様が格好良くパシャリと写真に収めてしまいました。このご時世、手を洗うことの重要性を噛みしめながら手を清めていきましょう。
- 彼はどんと佇んでいました。この像がかの有名な加賀八幡起上りのようです。なんとも憎めない顔をしています。この時点でゆるキャラとして完成されている気もしますが、ブラッシュアップされ全国的にも根強いファンを持つ「ひゃくまんさん」が生まれたわけですね。
- それでは本堂にお参りに行きましょう。御祭神として誉田別尊、気長足姫尊、玉依姫命が祀られています。金沢水天宮も合祀されており、安産祈願に多くの参拝客が訪れる社となっています。
- 賽銭箱に近づくと、可愛らしい起上がりがたくさんいました。これはご利益がありそうです。日々の健康を祈りなが手を合わせて来ました。駅に近く、特徴のある神社でもあるので観光にこられた際に一度参拝してみることをおすすめします！
- 八幡さんを後にし、カフェに向かって歩いていきましょう。今歩いている笠市町は近年新しいお店が多くオープンし市民にもたくさん注目されているスポットです。 ”眠りのためにあるホテル”の眠音ホテルも笠市町にあります。寝具店がプロデュースした眠りにこだわったホテル。いつか自分へのご褒美で泊まってみたいと密かに思っています。
- 道中には趣を感じる素敵な町家がたくさんあります。リノベーションされたものばかりでもなく、昔の姿のまま昔からの商いをしているお店にも惹かれます。この素敵なクリーニング店の向かいにお目当てのカフェがあります。
3
【９：５０】町家の中に広がるエスプレッソの香り「angolo caffe」

安江八幡宮から徒歩５分、angolo caffeに到着です。今年の４月にオープンしたばかりの新店で、漁網店だった町家をリノベーションし、エスプレッソやパニーニを提供するお店に生まれ変わりました。昔ながらの和を感じる町家で欧風なカフェタイムを味わえるお店です。
- 店内は白を基調とし、窓からの優しい陽の光が良い空気感を作っています。窓側にカウンター席、奥に二人がけと四人がけの席があります。早速注文してこの雰囲気をじっくり楽しみましょう。
- 二人で注文したものは「アイスカフェラテ」（税抜５００円）、「フラットホワイト」（税抜３５０円）、「あんバター」（税抜２９０円）、「ドーナツ」（税抜３００円）の四点。ラ・マルゾッコのエスプレッソマシンで抽出されたドリンクがとっても美味しいです。ミルクとエスプレッソが両方活きています。なんと言ってもあんバターがこれまた美味しい。濃厚なバターに負けない美味しいあんこが使われています。
- 花屋も店内に併設されています。フラワーショップ「hibou」。季節に合わせたセンスを感じる花たちが並んでおり、気に入ったものがあればギフト用として買って帰るのも良いと思いました。
- フードメニューはクロワッサンやドーナツ、あんバターのほか、大人気のアンゴロプリンなどもあります。瞬く間に人気店となったangolo caffe。素敵な町家で美味しいエスプレッソをいただける最高のカフェ体験ができました。定休日　　火・水曜営業時間　０８：００ー１６：００
- angolo caffeを後にし、浅野川の方に向かって道なりに歩いていきましょう。笠市町、瓢箪町、小橋町と続くこの通りにはたくさんの歴史を感じる商店が並びます。お店ごとのユニークな外観を見ながらの町歩きがとっても楽しくおすすめです。
4
【１０：５０】小橋にたたずむ小さなカフェ「小橋カフェOTABA」

angolo caffeからぶらりぶらりと徒歩20分、浅野川にかかる小橋のたもとにあるOTABAに到着です。このお店は浅野川を眺めながら美味しいランチやドリンクをいただけるお店で、地域住民に愛されているカフェです。ひがし茶屋街からも歩いて行ける距離にあるので、閑静な場所でひと休憩つきたい方にもおすすめです。
- たくさん歩いたので水分補給は欠かせません。「生レモンライムソーダ」（税込６５０円）、「ももジュース」（税込５００円）をいただきます。生レモンライムソーダの酸味がたまりません。疲労回復に抜群の効果があり、町歩きで疲れた体がリフレッシュできました。
- 路面の１階席だけでなく、２階席でもお食事をいただけます。２階からは浅野川を見下ろすことができ、抜群のロケーションでランチをいただく事ができますよ。定休日　　水曜日営業時間　０９：００ー２１：３０（平日）　　　　　０８：３０ー２１：３０（休日）
- ここまで来たので浅野川向かいの俵屋にも寄って帰りましょう。百九十年の歴史を持つ金沢で最も古い飴屋であり、その建物は指定保存建造物に指定されるほどです。見るたびに圧倒される素敵で味を感じる木造建築。美味しいじろあめと合わせて建築物も楽しんでみてはいかがでしょうか。定休日　　無し営業時間　０９：００ー１８：００
5
【１１：３０】北陸のお菓子のセレクトショップ「ジュプランサ」

OTABAから徒歩２０分、ジュプランサにやって来ました。小屋のような、倉庫のようなカラフルなお店が目印です。ジュプランサは北陸の有名店舗のお菓子を詰め込んだお菓子のセレクトショップとなっています。
- 一番人気はなんと言っても富山市にあるムッシュー・ジーのマカロンです。富山に住んでいた頃はよくいただいていた美味しいマカロンがなんと金沢でもいただけるなんて。このマカロンがいただけるという事で評判を呼び人気を博しています。せっかくなので「マカロン」（税抜３３０円）を２種購入して金沢駅に戻りましょう。
- 入って正面のウィンドウだけでなくレジ隣には焼き菓子も置かれているのでそちらもぜひチェックしてみて下さいね。そして、一つ注意点なのですがこちらの店舗は完全キャッシュレス店舗となり現金の利用はできません。クレジットカードや各種電子マネーの用意を忘れないように。
- 店内にはイートインスペースもあります。各種ドリンクとセットでスイーツをいただく事ができるのでお時間ある方は店内利用もぜひ！
- 美味しいマカロンを買う事ができ夢見心地です。これで心置きなくこの町歩きのゴールを迎える事ができそうです。それではゴールの金沢駅に向かいましょう。定休日　　水曜日営業時間　１１：００ー１８：００ ※キャッシュレス限定店
6
【１１：４５】金沢駅でゴール！

ジュプランサから徒歩１０分、金沢駅に戻ってきました。お昼になって人も増え、最近ではGo to効果を実感する事も多くなってきました。金沢駅から浅野川の間を町家建築を楽しみながら歩いてみた今回のルート。ぜひカフェタイムを途中に挟みながら浅野川まで町歩きをしてみませんか？
- 最後に先ほど買ったマカロンをいただきましょう。左が「エキゾティック」、右が秋季限定の「マロン」です。マロンの程よい甘みが、大人な味でとっても美味しかったです。エキゾティックは酸味あふれるジューシーな味わいでこちらもまた絶品でした。 ※このコースは２０２０年１０月４日に行って来ました。新型コロナウイルスの影響で、営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。 ※今回訪れたお店では、感染防止対策としてアルコール消毒やスタッフのマスク着用を実施しています