【金沢にし茶屋街エリア】金沢女子旅♡新ホテルでおばんざい朝食&にし茶屋街・寺町・犀川桜並木を散策♪

金沢女子旅におすすめなコースをご紹介します!今年1月にオープンした三井ガーデンホテル金沢にて豪華絢爛な「おばんざい朝食ビュッフェ」で朝食を取り、にし茶屋街・寺町エリアに移動。にし茶屋街をお散歩し、大人気観光スポット「忍者寺」こと妙立寺を見学します。そのあと、寺町寺院群を散策。犀川沿いの桜並木「犀星のみち」をゆったりお散歩♪再びにし茶屋街に戻り、日本で2店舗しかない話題の英国王室御用達チョコレート専門店「カフェ プレスタ」で絶品チョコレートスイーツをいただくコースです♡ゆったりと金沢を観光したいリピーターの方にもおすすめなコースです。

朝からスタート

からスタートmorning start!

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    【7:00】北鉄バス バス停「南町・尾山神社」スタート!

    【7:00】北鉄バス バス停「南町・尾山神社」スタート!

    金沢駅からだとバスで5分。ビジネス街にありながら、人気観光スポット「尾山神社」のすぐ近くのバス停です。近年、この辺りはホテルが続々とオープンしており、尾山神社だけでなく金沢城、兼六園、近江町市場、21世紀美術館など人気観光スポットへも歩いて行けるので、人気のホテルエリアとなっています。

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    【7:05】三井ガーデンホテル金沢で豪華絢爛「おばんざい朝食ビュッフェ」をいただく♪

    【7:05】三井ガーデンホテル金沢で豪華絢爛「おばんざい朝食ビュッフェ」をいただく♪

    バス停「南町・尾山神社」から金沢駅に戻るように歩いて、約2分で着きます。2019年1月にオープン。金沢の町家に使われる木虫籠(きむすこ)と呼ばれる細かい出格子をイメージさせる和モダンな外観・内装のホテルです。朝食に力を入れており、地元石川の旬の食材をふんだんに取り入れ、加賀工芸の器を使った「おばんざい朝食ビュッフェ」は女性はもちろん、老若男女問わず大好評です。宿泊客以外の方も食べられます。ホテル内のあちこちに金沢の作家たちによるアートが施されており、目でも楽しませてくれるホテルです。

    • ホテル内に入ると、黒を基調にした格調高いエントランスホールが出迎えてくれます。 まるで高級エステサロンに来たかのような、いい香りとオリエンタルな音楽♡ ヒノキや生姜、柚子などが配合された香りだそうです。 朝にもぴったりですし、夕方や夜は旅の疲れを癒してくれる香りだと思います。

    • 朝食ビュッフェは、1階レストラン「能加万菜 万庭(のうかばんざい まんてい)」で食べられます。 能加万菜は「加賀・能登の旬の食材」×「加賀の伝統工芸(九谷焼、山中漆器など)の食器」で、石川県の魅力を新しいかたちで届けるというコンセプトのお店です。 「おばんざい朝食ビュッフェ」 時間:7:00~10:30    (最終入店10:00) 料金:大人1944円、小学生以下972円、3歳以下無料(すべて税込)

    • 席に案内されると、目に飛び込んできたのは美しい庭園。 こちらを眺めながら朝食を食べられるなんて、朝から本当に贅沢♡ 大きな8人掛けぐらいのテーブルとソファータイプの座席もいくつかあり、とても落ち着く居心地のいい空間でした。

    • お料理を取りに行ってまず驚いたのは食器! 金箔が貼られた美しいお箸がぎっしり♡ 取り皿もすべて加賀工芸の作家の方による絵や模様が施されていました。 カラフルなサラダやフルーツがガラスの器に盛られた状態で並んでおり、インスタ映えもばっちり! 朝からテンション上がります♪

    • おばんざいはこのように色とりどりのお皿や小鉢に盛り付けて並べてありました。 この日のおばんざいは、「金沢豆腐」、「金時草(きんじそう・加賀野菜)の酢の物」、「ブリの幽庵焼き」、「加賀の太きゅうりと加賀レンコンのてまり寿司」など。 郷土料理として、「治部煮(じぶに)」、「金沢おでん」「車麩の卵とじ」がありました。パンやベーコンなどの洋食もあります。

    • この朝食ビュッフェの目玉の1つに「能登豚のしゃぶしゃぶ」があります。 お店の方が大きな能登豚を3枚もちょうどいいゆで加減でゆでてくださいます。 紅葉おろしとポン酢で食べると、とってもやわらかくて食べ応えがあり美味しい~! もちろん、何回でもおかわりできますよ♪

    • 加賀野菜たっぷりで器でも楽しませてくれる朝ごはん♪ どれも素材の味を生かした上品なお味でした。 この後、もちろん能登豚のしゃぶしゃぶ、ツヤツヤのコシヒカリが美味しいご飯とお汁、洋食、デザート、コーヒーまでしっかりいただいてきました♡ ついつい食べ過ぎました~!

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    【8:10】北鉄バス バス停「南町・尾山神社」

    【8:10】北鉄バス バス停「南町・尾山神社」

    再び先程のバス停に向かいます。「50番か51番のバス」に乗り、にし茶屋街の最寄りのバス停「白菊町」で降ります。所要時間は6~7分です。

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    【8:20】朝の静かな「にし茶屋街」をお散歩♪

    【8:20】朝の静かな「にし茶屋街」をお散歩♪

    バス停「白菊町」からバスで来た道を戻るように歩いて行くと2分ほどでにし茶屋街に着きます。金沢には3つの茶屋街があり、「ひがし茶屋街」「主計町(かずえまち)茶屋街」そしてこの「にし茶屋街」です。街の規模はひがし茶屋街の方が大きいのですが、芸妓さんの数はにし茶屋街が3つの中で1番多いそうです。老舗の有名和菓子屋さんやスイーツのお店がちょこちょこあり、昼間はおやつスポットにぴったり♡夜は料亭があり、三味線の音が聞こえてきてしっとりとした風情を楽しむことができます。

    • まだお店は閉まっていますが、朝の静かな美しいにし茶屋街を歩くのは本当に気持ちがいいです! 特にお天気がいい日は最高ですね。 和菓子屋「甘納豆のかわむら」は、9:30から営業ですが、多くのお店は10時か11時からなので、今はお散歩を楽しみます♪

    • こちらは「金沢市西茶屋資料館」です。 営業時間は9:30~17:00で年中無休、無料で観覧できます。 1階は大正時代のベストセラー作家・島田清次郎に関する資料が展示され、2階は茶屋のお座敷を再現し展示されています。 お茶屋のお座敷を無料で観覧できるのは、金沢市内でもここだけだそうです。

    • 西茶屋資料館のとなりに水色の建物「西検番事務所(西料亭組合)」があります。 管理事務所兼芸妓さんの三味線や踊りのお稽古場です。 この横にある小道を通って寺町寺院群に向かいます。小道の入り口に「←寺町寺院群」の看板があり、矢印にしたがって歩いていくと2分ほどで寺町寺院群に着きます。

    • 道なりに歩いて行くと、「野町1丁目」の交差点に出ます。 この横断歩道を渡り、まっすぐ行くとつきあたりに「忍者寺」こと妙立寺の裏門があります。 この時間に同じルートで「忍者寺」に向かう人を何人も見かけました。

    • こちらが妙立寺の裏門です。 歴史を感じさせる風情のある佇まいですね。 忍者寺といっても外観は普通のお寺に見えます。 さあ、忍者寺見学の始まりです!

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    【9:00】寺町寺院群・大人気観光スポット「忍者寺」こと妙立寺を見学♪

    【9:00】寺町寺院群・大人気観光スポット「忍者寺」こと妙立寺を見学♪

    「忍者寺」こと妙立寺(みょうりゅうじ)は国内外の観光客から大人気の観光スポットです。 「忍者寺」と言っても忍者は一切関係ありません。 江戸時代、徳川幕府が百万石の外様大名だった加賀藩が力を持つことを恐れ、加賀藩を討伐しようとする動きがありました。 そのため加賀藩3代目藩主・前田利常(前田利家の子)は敵をあざむき、身を守るためたくさんのからくりを仕掛けたお寺を建てるよう命じました。それが「忍者寺」こと妙立寺です。 小さなテーマパークのように大人から子供まで楽しめるスポットです!

    • 見学には事前に電話予約が必要です。 拝観時間は、 平日9:00~16:00、 土日祝日9:00~16:30 (冬季は平日と同じ)です。 拝観料は、大人1000円、小学生700円(未就学児は見学不可)。 着くと、すでに待っている方がいて、外国人の方も何人もいました。 この日は日曜だったため、朝1番の回にも関わらず参加人数は45人ぐらいでした!

    • 10分前になると、案内がありここからお寺の中に入り、受付をします。 見学はガイドさんによるグループごとのツアー形式で行われます。 本堂に座って妙立寺と前田家の関係などのお話を聞いた後、3つのグループ(1グループ15人ほど)に分かれてガイドさんの案内がスタート!

    • お寺の中は撮影禁止です。 外から見ると2階建てなのに実際は7層4階建てで、部屋が23、階段が29もあり本当に迷路のような建物でした。 隠し階段や隠し部屋、金沢城に通じる井戸の通路など前田利常を守るためのたくさんのからくりや工夫が施されています。 ガイドさんの説明がとても分かりやすく、本当に楽しかったです!

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    【9:50】寺町寺院群「六斗の広見」周辺を散策♪

    【9:50】寺町寺院群「六斗の広見」周辺を散策♪

    忍者寺正面側の道路を右に行くと、つきあたりに六斗の広見(ろくとのひろみ)と呼ばれる場所があります。そして、そこに行くまでにもたくさんのお寺があちこちにあります。 「なぜ寺町にお寺が集まっているのか」ですが、理由はやはり徳川幕府からの襲撃に備えるためです。 金沢城を中心に3方向にお寺を集めて(あとの2つは小立野寺院群と卯辰山寺院群)武士の待機場所にしたそうです。また金沢城は浅野川と犀川の間に位置し、2つの川を天然の外濠にして外敵に備えました。こういった背景を知ると、改めて金沢は城下町なのだと意識させられます。

    • 忍者寺から歩いてくると、左手に西方寺(さいほうじ)があります。 こちらは前田利家の六女・菊姫が7歳で亡くなった翌年、供養のため建てられました。 このお寺には、飴買い地蔵菩薩が安置されています。 藩政時代にこのお地蔵さんを削って煎じて子供に飲ませると病が治るという言い伝えが広まり、多くの人が詰めかけて身を削っていったそうです。

    • 見ると、本当にあちこち削られています! 今はお地蔵さんを守るため、お堂に安置し供養しているそうです。 お地蔵さんの前に賽銭箱があり、現在では水子供養や子供の成長を見守るお地蔵さんとして参拝されています。

    • さらに歩いて行くと、つきあたりに広く開けた場所「六斗の広見」があります。 「広見」とは火事になった時に延焼をくい止めるために広く空けてある場所のことで、ここは金沢市にある広見の中でも最も広いものだそうです。 周辺には大きくて立派な松の木や桜の木が何本もあり、晴れた空によく映えます。

    • 六斗の広見から再び忍者寺前を通り、「蛤坂(はまぐりざか)」の交差点に来たら右に曲がり、さらに寺町を歩いて行きます。 その間にもいくつもお寺があります。

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    【10:20】松月寺の天然記念物「大桜」を見て、桜並木「犀川のみち」をお散歩♪

    【10:20】松月寺の天然記念物「大桜」を見て、桜並木「犀川のみち」をお散歩♪

    松月寺(しょうげつじ)には、昭和18年に国の天然記念物の指定を受けた「大桜」があります。この桜は先程の忍者寺でも出てきた加賀藩3代藩主前田利常と懇意だった松月寺の和尚が小松城から拝領し植えたものです。そのため、別名「御殿桜」と呼ばれています。

    • 桜が咲いた時の写真がこちらです! (写真提供:金沢市) 枝が道路にせり出して、大きく広がっています。 樹齢約400年、江戸時代から毎年ここで花を咲かせているんだ~としみじみ。 高さ15メートル、東西に20メートル、根っこの周りは6メートルもあり補強されています。

    • 松月寺を過ぎ、「寺町5丁目」の交差点まで進んだら、左に曲がり坂を下ります。 にし茶屋街と忍者寺周辺で帰ってしまう方も多いのですが、ぜひともこの坂を下りていただきたいです! 目の前には白山と犀川、そして桜並木が見えます♪ 坂の下の橋は「さくら橋」です。

    • こちらは桜が満開の犀川沿いの写真です。(写真提供:金沢市) 「さくら橋」から奥に見える水色の「犀川大橋」までの犀川沿いの歩道を「犀星のみち」といいます。 犀星とは金沢の文学作家「室生犀星(むろうさいせい)」のことです。 さくら橋から犀川大橋までは歩いて10分程度です。

    • 「犀星のみち」の桜並木に来ました。 満開になるのが待ち遠しい! 川沿いへも下りることができ、ランニングする人や芝生で遊ぶ子供たちをよく見かけます。 桜並木が終わると、目の前に水色の犀川大橋があります。犀川大橋を渡って、再びにし茶屋街に戻ります。 犀川大橋からにし茶屋街までは歩いて3~4分程度です。

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    【11:00】にし茶屋街「カフェ プレスタ」でチョコレートスイーツをいただく♡

    【11:00】にし茶屋街「カフェ プレスタ」でチョコレートスイーツをいただく♡

    ぐるっと回って再びにし茶屋街に戻ってきました♪朝はお店が閉まっていましたが、11時を過ぎれば多くのお店が営業しています。お散歩コースの締めは話題のチョコレート専門店「カフェ プレスタ」でチョコレートスイーツを食べます♡プレスタは英国王室御用達の高級チョコレートブランド。日本では日本橋三越とこの金沢店のみで、カフェは金沢にしかありません。昨年のオープン当初から地元でも話題になっていて、町家の建物にのれんのピンクの文字が可愛いです♡

    • 入口に入ると、すぐ右手にチョコレートのショップがあります。プレスタはパッケージがカラフルで、町家の中で、さらに映えます! 1番人気はピンクシャンパンのトリュフだそうです。 他にはアールグレイ、ピーチ&アッサム、ベリーなどいろんな味がありました。 英国王室御用達のダーヴィルスの紅茶も販売しています。

    • 2階がカフェです。 和室にピンクの座布団とブルーの壁が可愛い♡ 窓際の席からはにし茶屋街の通りを眺めながら、スイーツを食べることができます。 営業時間は、1階のショップが 平日11:00~22:00 (日・祝~18:00)、 2階のカフェが 全日11:00~16:00で不定休です。

    • メニューは1階のショップで頼めるテイクアウトメニュー(ホットチョコレートやチョコソフトクリームなど)もあります。 2階のカフェでは「スコーンと紅茶のセット」や焼き菓子が食べられる「アフタヌーンティーセット」などいろいろありましたが、チョコソフトクリームパフェの「クイーンズ パフェ」(税込1,200円)と紅茶・イングリッシュブレックファスト(税込500円)をオーダー! 何層にもなっていて、どんなお味なのか期待させます♡

    • 一口食べると、チョコソフトクリームが甘すぎず本当に美味しい! 上のカカオパウダーと粒のビターチョコとも合います。 そしてカスタードクリーム、ベリー、チョコソースと続くのですが、中にザクザクしたホワイトチョコクッキーが入っていて、なんとも美味! このクッキーはエリザベス女王の大好物なのだとか。それでクイーンズパフェなんですね!

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    【11:50】北鉄バス バス停「白菊町」ゴール!

    【11:50】北鉄バス バス停「白菊町」ゴール!

    朝降りたバス停の向かいにあるバス停「白菊町」でゴール!今回のコース、にし茶屋街・寺町・犀川沿いは近いので、普通に歩くだけなら40分ぐらいで回ることができます。桜が満開の時に行けたら最高ですが、咲いていなくても川沿いをゆったりお散歩するのはとても気持ちがいいので、おすすめです!寺町では、前田家ゆかりの場所も多く、金沢の歴史をもっと知りたくなりました。豪華な朝ごはんと美味しいスイーツも食べて大満足♪次回は桜が咲いた頃にまた来ます! ※このコースは2019年3月3日に行ってきました

Finish!

ゴールFinish!